高田慈眼堂(篠栗町)
糟屋郡中三十三カ所観音霊場 第10番札所

糟屋郡中三十三カ所観音霊場第十番札所の高田慈眼堂は、篠栗四国八十八箇所霊場第32番札所・高田十一面観音堂の隣にあります。御本尊は同じく十一面観世音菩薩で、眼病に御利益があることから「慈眼堂」という名称になっているそうです。また、地元では「火除け観音」とも呼ばれており、堂が火事になったときに周囲が類焼をまぬがれたことや、なぜか観音像が裏の林へ出ていたなど、不思議な事があったので付いた名前だといいます。駐車場は篠栗四国八十八箇所霊場第32番札所で指定されている場所に駐車します。糟屋郡中三十三観音霊場としての納経印等はありませが、篠栗四国八十八箇所霊場第32番札所の納経印はあります。

御本尊:十一面観世音菩薩
御詠歌:高きよりたつ田にうつる燈火は 
    慈眼堂よりふし拝むなり




高田慈眼堂。



高田慈眼堂(右)と高田十一面観音堂(左)。



境内の雰囲気。



高田慈眼堂の御本尊:十一面観音菩薩。