左谷山建正寺(須恵町)
糟屋郡中三十三カ所観音霊場 第3番札所

糟屋郡中三十三カ所観音霊場第三番札所である左谷山建正寺は、若杉山の南側山麓にある寺院で804年に伝教大師の呼び名で知られる天台宗の開祖・最澄が、ご神託によってこの地にお堂などを建立し、大日如来や十一面観世音などの仏像をつくって安置したことが始まりだと言われています。本尊の十一面観世音菩薩像は平安後期の作で県の指定文化財になっており、毎年4月の第1日曜日に十一面観世音菩薩の開帳日以外は拝観する事ができません。戦国時代に戦火に巻き込まれて繁栄していた建正寺はほぼ壊滅してしまい、無住の寺院として現在に至っています。

佐谷神社が併設されており駐車場は完備されています。境内の枝垂れ桜が美しい事でも評判になっています。また納経印がある札所です。

御本尊:十一面観世音菩薩
御詠歌:さしもぐささしも恵の深ければ 
    谷のあらしもをしえなるらん




併設されている佐谷神社の鳥居。



建正寺境内に続く石段。



左谷山建正寺入口。



左谷山建正寺境内の雰囲気。



西方地蔵の堂。



西方地蔵の堂の雰囲気。



左谷山建正寺本堂。第3番札所。



左谷山建正寺本堂内の雰囲気。



左谷山建正寺本堂内の雰囲気。



左谷山建正寺本堂内にある納経印。



左谷山建正寺境内にある薬師如来の堂。



左谷山建正寺に安置されている薬師如来。



左谷山建正寺境内にある大日如来の堂。



左谷山建正寺にある大日如来の堂内部の雰囲気。



大日如来の堂内部に安置されている薬師如来の石像。



左谷山建正寺に併設されている佐谷神社。



左谷山建正寺に併設されている佐谷神社。



佐谷神社にある筥崎宮の御汐井。



佐谷神社の展望スペース。



左谷山建正寺の十三仏。



左谷山建正寺にある水子観音の堂。



左谷山建正寺にある子育地蔵尊の堂。