法長寺跡観音堂(福岡市東区)
糟屋郡中三十三カ所観音霊場 第32番札所

糟屋郡中三十三カ所観音霊場第三十二番札所である法長寺跡は公園の広場になっており、糟屋郡中三十三カ所観音霊場の札所は隅の方にある観音堂になっています。御本尊の十一面観世音菩薩は拝観する事は可能ですが、随分傷んでいるように思えます。広場の右隅には様々な石碑や墓石があり、反対側には旧名島城主小早川隆景の剣術指南役岩見重左衛門の二男であり、剣豪であり多数の武勇伝がある「岩見重太郎生誕之地」の石碑があります。駐車場はありませんので、路上の広くなっている所に停めさせて頂きました。観音堂にある木札には「第30番札所」と記載されていますが、事情により変更されたものと思われます。

御本尊:十一面観世音菩薩
御詠歌:名島潟汐みちくれば渡守 これぞまことの法の船おさ




岩見重太郎生誕之地石碑。



法長寺跡の観音堂。



何故か第三十番霊場と書かれた木札。



法長寺跡観音堂に安置されている御本尊:十一面観世音菩薩。。



法長寺跡観音堂に安置されている聖観世音菩薩。四国霊場第83番札所から勧請したと思われます。



法長寺跡観音堂に安置されている不動明王。



法長寺跡観音堂の雰囲気。



法長寺跡観音堂右手側にある墓石・石碑。



法長寺跡観音堂右手側にある墓石・石碑。